株式会社下島愛生堂薬局

社長ブログ:社内研修【12月社内木鶏会】敬、怠に勝てば吉なり

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社長ブログ:社内研修【12月社内木鶏会】敬、怠に勝てば吉なり

社長ブログ:社内研修【12月社内木鶏会】敬、怠に勝てば吉なり

2023/12/26

毎月当薬局で行っている社内研修「社内木鶏会」の様子と代表の下島が書いた記事の感想文を掲載します。

 

「社内木鶏会」とは

月刊誌『致知』をテキストに、会社内で人間学を学ぶ月例の社内勉強会が「社内木鶏会」です。

社内木鶏会の目的は、『美点凝視』の精神でお互いがお互いの素晴らしいところを見つめて認め合う。

そしてお互いがお互いを尊重しつつ、共に人間的に成長することと考え、わが社でもそれを目指しています。

 

今回は「敬、怠に勝てば吉なり」というテーマで特集が組まれていました。

先人たちがこれまで継続してきたことやその姿勢に触れることで背筋が伸びる思いがした会になりました。

また当社の大正時代からの歴史、先々代の地域での活動について会長と共に全員へ共有することができました。

そして、現在の国の指針である「かかりつけ薬局」は、我々にとって創業からのマインドと役割に『原点回帰』することであるということも共有することができました。

引き続き、全員で人間学を学び、日々実践をすることで地域に貢献できるよう努めて参りたいと思います。

 

 

<下島記事感想文>

 世界最高齢の薬剤師としてギネス認定された101歳の薬剤師、幡本さんの生い立ちや戦中と戦後のお話、そして家業として始めた薬局の成り立ちや想いについて触れ、私の祖母であり、下島愛生堂薬局を陰で一番支えた「下島靜子」の姿が重なりました。

 

私は幼少期から“おばあちゃん子”で、何でも受け入れてくれるおばあちゃんが大好きでした。
そんな祖母が八木町にあった下島愛生堂薬局で、幡本さんと同様に一人のお客様と1~2時間話し込む姿を何度も見てきました。

当時は「暇だから雑談をずっとしている」と思っていました。

 

しかし、実際の下島愛生堂薬局の家業に携わるようになってから、それは違うことだと思うようになりました。

雑談は相手の価値観や生活背景を知り、お客様との信頼関係を築きながら、安心して薬やOTC、化粧品などの商品を使ってもらうための顧客コミュニケーションで、現代で言う「かかりつけ薬局」になるための必要なコミュニケーションだったと気付きました。

 

一方で薬の調製などは別の人がやったりして、ただ単に一人に時間をかけて話をしているのではなく、話している間に薬ができているというような効率化の仕組みになっていたような気がします。

それらを特に意識することなく行っていたのであれば、それはまさしく「お客様のため」「お客様によって私たちが生活できている」という心の表れと同時に、「自分のやっていることに誇りを持っていた」からだったのではないかと思います。

 

私もそんな祖母の姿を常に心に置き、この薬局が地域の方々に寄り添い、安心して暮らせるように、率先してお手伝いができるような薬局で在りたいと思いました。
そしてそれに向けて日々挑戦と実践をしていきたいと強く思いました。

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