株式会社下島愛生堂薬局

社長ブログ:社内研修【9月社内木鶏会】時代を拓く

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社長ブログ:社内研修【9月社内木鶏会】時代を拓く

社長ブログ:社内研修【9月社内木鶏会】時代を拓く

2023/09/20

毎月当薬局で行っている社内研修「社内木鶏会」の様子と代表の下島が書いた記事の感想文を掲載します。

 

「社内木鶏会」とは

月刊誌『致知』をテキストに、会社内で人間学を学ぶ月例の社内勉強会が「社内木鶏会」です。

社内木鶏会の目的は、『美点凝視』の精神でお互いがお互いの素晴らしいところを見つめて認め合う。

そしてお互いがお互いを尊重しつつ、共に人間的に成長することと考え、わが社でもそれを目指しています。

 

今回は「時代を拓く」というテーマで特集が組まれていました。

特集総リードという記事に「時代を拓くとは自分を拓くこと、自分の運命を拓くことである。自分の運命を拓いていける人にして、初めて時代を拓くことができるのである。」とあり、まさにこの言葉の通りだと思いました。

社員全員がチームの一員としてリーダーシップとフォロワーシップの双方を状況に応じて発揮できるよう、まずは自分の運命を拓いていけるよう、仕事を通じた人間形成をしていきたいと思いました。

 

 

<下島記事感想文>

大学生に衝撃と感動を与えた『カント道徳』

今回の記事はドイツの哲学者・思想家のイマヌエル・カントが提唱した道徳論で、名前は聞いたことがあっても中身までは知らず、一口に道徳といっても、様々な角度からの考え方があるということに気づき、この社内木鶏会でも目指している「徳性」にも深く関わることだと思いました。

 

特に重要だと思ったのが、善・徳などの道徳行為を行う「動機」で、自分の利・快・情念という幸福を得るために行う道徳行為と、道徳法則に則って自ら不利益を被っても行う道徳行為と2つのパターンに分けられるという部分です。

 

これはまさに「利己的道徳行為」と「利他的道徳行為」に分けられ、以前とある勉強会で教わった「たらいの法則」と同じ原理だと思いました。

たらいに張られた水を集めようとして自分の方に向かって引き込むと、自分側の壁に当たって水は逃げて行ってしまう。
逆に水を反対側に押し出すと、反対側の壁に当たって戻ってくる。というものです。

 

つまり、自分に向かって利益を得ようとして行う道徳行為は、決して悪いわけではないと思いますが、いつまでもそれを続けていても自分に本当の利益は帰ってこないということだと思いました。

 

また「積善の家には必ず余慶あり」という言葉がある通り、自ら不利益を被っても利他的道徳を個人としても会社としても行える精神や器を目指して日々心を鍛え、精進して行きたいと思いました。

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