社長ブログ:社内研修【8月社内木鶏会】悲愁を越えて
2023/08/17
今回から毎月当薬局で行っている社内研修「社内木鶏会」の様子と代表の下島が書いた記事の感想文を掲載します。
「社内木鶏会」とは
月刊誌『致知』をテキストに、会社内で人間学を学ぶ月例の社内勉強会が「社内木鶏会」です。
社内木鶏会の目的は、『美点凝視』の精神でお互いがお互いの素晴らしいところを見つめて認め合う。
そしてお互いがお互いを尊重しつつ、共に人間的に成長することと考え、わが社でもそれを目指しています。
今回は「悲愁を越えて」というテーマで特集が組まれていました。
ちょうど8月は終戦記念日がある月ということもあり、戦争の辛い体験や悲しみをどう乗り越えたのか、その他ビジネスの現場での苦境にどう立ち向かったのかなどの記事がありました。
社員全員の学びとしては、物事の出来事についての「意味付け」をどう行うのか。を考えるきっかけになりました。
特に私は自分自身の「心の在り方」次第で出来事の意味が変わってしまうと気づき、物事をどうポジティブに捉えるかは全て自分自身の心の在り方であるが故に、心の整理整頓、心の余裕を持つための工夫など、自分自身を整える方法を考え続ける必要があると気づきを得た回でした。
<下島記事感想文>
今回お話を語られた方は奇しくも、私の祖父と同じ生まれ年で、関東大震災と戦争を体験されたお話に祖父から「仲間と共にお国のために戦争に行きたかったが、ケガで行けず、行った仲間は全員死んでしまった」という話を聞いたことをぼんやりと思い出しました。
そして「毎日神仏を拝む」ということに関しては、祖母が重なり、近くにあるお寺に、曾祖母・祖母と2代に渡り信心深く通って奉公されたと聞いており、またその姿が重なりました。
私個人が大切にしている事柄の一つに「ルーツ」というものがあります。
私たちは一人で生まれて来たのではなく、親がいて生まれてきた、またその親もその親がいて生まれ、その前も同じことです。
つまり私一人とっても、震災や戦争で祖先の誰かがいなかったり、また親同士が出会わなければ私が生まれてくることはなかったのです。
そして生まれた後も、国や地域の環境、親の経済力によって今の自分の価値観や学力、夢や目標を見つける視座を与えられて来たと思っています。
また日本人という大きな枠組みにおいては、先人たちが人種差別などの試練を受けても海外で挑戦し道を切り開いてきたことで“今の日本の立ち位置”があるのです。
だからこそ、親や祖先、そして先人たちに感謝し、これまで作り上げてきてもらった日本の立ち位置やブランド、日本人への尊敬などの資産を食いつぶしてはいけない、むしろ大きくして次世代へ送って行かなければ、日本民族は滅ぶか他国の奴隷になってしまうと考えています。
先人たちが自分の子や孫、その先の人たちがそうならないように積み上げてきてもらったものを、私たちは食いつぶすのではなく、大きくしていくのが今を生きる大人の使命だと思っています。
そのためにもまずは大人が夢や希望をもって、本気で、辛いことも含めて楽しみながら前に進み、失敗したとしてももう一度立ち上がる姿を見せてやらねばならないと思っています。
そんな姿を見せて、地域が活力を持ち、この薬局もそれにあわせて次の100年を迎えられるよう日々精進していきたいと思いました。
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